村井知事「地方で子どもを産んでもらえるような施策を東京都が応援してほしい」東京都知事への要望語る「都知事の影響力は大きい」宮城

7月7日に投開票が行われる東京都知事選について村井知事は、「都知事の影響力は大きい」としたうえで、少子化など地方が抱える問題にも主導的に取り組んでほしいと述べました。

村井知事は、24日の会見で今後の東京都について「高齢者が爆発的に増えていく」とし、7月7日に投開票が行われる東京都知事選での論戦は若者へ向けた施策が目立っているなどと指摘しました。

村井知事: 「東京で一番大きな課題は、高齢者が増えていく、それに対する対策をどうするか。独居老人などに対する手当を早急に考えないといけない」

一方で、東京都では子どもの数はあまり減っていないと指摘し、少子化の問題も国に任せるのではなく東京都知事として主導的に取り組んでほしいと述べました。

村井知事: 「東京都知事っていうのは、ものすごい影響力と財源がありますから。逆に地方で子どもを産んでもらえるような施策を東京都が応援をして、その子どもたちがまた東京まで戻ってきたり、地方に行くようにさせるにはどうしたらいいか、国任せではなく、東京都知事あたりが主導的にやるというのが重要」

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