4年前、県警のヘリコプターが不時着した事故について、警察は操縦していた警察官1人を書類送検しました。
この事故は2020年2月、臓器移植のための心臓を運んでいた県警ヘリが、郡山市三穂田町の田んぼに不時着して横転し、乗っていた警察官や医師ら7人が、重軽傷を負ったものです。
捜査関係者によりますと、警察は24日付けで、当時ヘリを操縦していた男性警察官1人を、業務上過失傷害の疑いで書類送検したということです。
この事故については、国の運輸安全委員会が調査報告書を公表していて、ヘリが山の上空を飛行した後に、回転翼が機体の後ろの駆動部分にぶつかって損傷し、操縦が困難になったことなどが要因と推定されるなどとしていました。