北海道新幹線、駅舎案が決定 札幌延伸で整備、倶知安など5駅

北海道新幹線・延伸区間の駅デザイン(画像はJR北海道、(独)鉄道・運輸機構提供)

 北海道新幹線の札幌延伸に伴い整備される全5駅のうち、倶知安駅(北海道倶知安町)のデザインが24日発表された。コンセプトは「倶知安の四季とつながる舞台の駅」で、整備する鉄道建設・運輸施設整備支援機構に推薦書を提出した文字一志町長は「大きなガラス面が自然環境の豊かさとの調和を生み出すのでは」と期待を込めた。

 整備されるのは新八雲(仮称)、長万部、倶知安、新小樽(同)、札幌(新幹線用駅舎)の5駅。倶知安駅以外の4駅は既にデザインが公表されており、鉄道・運輸機構などは今後、駅舎の設計を本格化させる。

 倶知安町は住民アンケートなどを実施して決めたという。

鉄道建設・運輸施設整備支援機構の担当者(左)に、倶知安駅のデザインの推薦書を提出した北海道倶知安町の文字一志町長=24日午後、札幌市

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