「マイ・タイムライン」LINE版に不具合 広島県、全機能を当面停止へ

広島県庁

 広島県は24日、無料通信アプリLINE(ライン)を使った県の「マイ・タイムライン」の避難情報通知に不具合が見つかったと発表した。原因は不明。県は当面システムの全機能を停止する。

 県みんなで減災推進課によると、尾道市が23日に大雨に伴う避難指示を一部地域に出した際、対象エリアのシステム登録者10人に1分ごとに同じ避難指示の通知が繰り返し届いたという。24日に登録者から県に連絡があり判明した。

 システムは5月14日から運用開始。今回が初めての避難情報の通知だった。同課は「ご迷惑をおかけし大変申し訳ない。原因を究明して再発防止に努めたい」としている。

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