茨城に熱中症警戒アラート 今年初 大子35度、土浦34.5度 県内各地で気温上昇

気温が上昇し、日傘と小型扇風機を手に歩く女性=同日午後3時21分、水戸市三の丸

24日、茨城県内に初めて熱中症警戒アラートが出された。大子町で最高気温が35度の猛暑日となったほか、13観測地点で30度を超え、今年一番の暑さとなった。

水戸地方気象台によると、梅雨前線に伴う前日の雨の影響で湿度が高まった。県内は軒並み気温が上昇。最高気温は土浦市で34.5度、古河市と龍ケ崎市で34.2度を記録した。

環境省が公開する熱中症の危険度合いを示す「暑さ指数」は県内の予測が33を超え、同アラートが発令された。

県内では午後2~3時ごろ最も指数が高かった。水戸市三の丸の銀杏坂では雲間から日が差す中、日傘や小型扇風機を手に、暑さをしのぎながら歩く人の姿が見られた。

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