倉敷で25日、阪神―中日戦 故星野氏ゆかり2球団の戦い注目

(上段左から)才木浩人、大山悠輔(下段左から)カリステ、小笠原慎之介

 プロ野球セ・リーグ公式戦「ダイワハウススペシャル 阪神―中日」(阪神タイガース、山陽新聞社主催)が25日午後6時から、倉敷市のマスカットスタジアムで行われる。岡山開催の1軍公式戦は今シーズン唯一。

 山陽新聞創刊145周年記念事業の一環。倉敷市出身の“闘将”故星野仙一氏にゆかりが深い両球団の戦いに注目が集まる。

 昨年日本一の阪神は広島に2ゲーム差の2位につける。予告先発は23日の登板が雨で流れた才木浩人。ここまで両リーグトップの8勝を挙げている右腕にカード初戦を託し、首位追撃の態勢を整える。今季不振の打線も交流戦明けに1軍復帰した主砲大山悠輔が本塁打を含む2戦連続マルチ安打と光明が差してきた。

 5位タイの中日は上昇気流に乗って倉敷に乗り込んでくる。広島に勝ち越した前カードの2試合で決勝打のカリステらが好調。先発に左のエース小笠原慎之介を立て、Bクラス脱出の足がかりを築く構えだ。

 開門は午後4時。当日券の販売はない。問い合わせは山陽新聞社事業本部(086―803―8015)。

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