「うれしくて記憶ない」 パリ五輪の正式種目“ブレイキン” 県対抗戦で山梨のチームYamaNastyが優勝

アクロバティックなダンス「ブレイキン」。

ブレイキンは競技として7月開幕するパリオリンピックの正式種目にもなっています。
4月に行われた県対抗の大会で山梨のチームが優勝しました。

音楽に合わせ、軽快に跳ねて回るブレイキン!

こちらの5人グループ=「YamaNasty」は、今年3月に結成された山梨県の小中学生の選抜チームで、4月に群馬県で行われた全国12の県が参加した大会に初出場し、優勝しました。

YamaNasty 鈴木清矢さん: 「うれしくてその日の記憶がちょっと無い」

YamaNasty 小倉ほたるさん: 「みんなで沢山練習してきて、優勝できてめっちゃうれしかった」

ブレイキンは1970年代にニューヨークの若者の間で誕生したストリートダンスが発祥で、7月開幕するパリオリンピックの正式種目にも採用され今ではスポーツとして、広く人気を集めています。

競技は立った状態のステップ「トップロック」や、アクロバティックに回転する「パワームーブ」など主に4つのポイントで構成され、ヤマナスティは複数で同時に動きを合わせる「ルーティーン」の完成度の高さで優勝しました。

YamaNasty 石川駿監督: (ルーティーンを)入れ替えてどんどん絶え間なく見せていくのが、このチームの魅力かと思う。そこを8割9割方練習していた」

技が決まった瞬間の爽快感こそブレイキンの魅力1つです。

小学6年生から中学2年生の男女5人はこの先もさらなる高みを目指します。

YamaNasty 村松遥琉さん: 「世界で活躍できるブレイクダンサーになりたい」

チームリーダー 小林絋也さん: 「五輪に出て金メダル獲りたい」

若きブレイクダンサーのこれからに注目です。

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