JO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海が24日、都内で行われた映画『逃走中 THE MOVIE』（7月19日全国公開）の完成披露イベントに、FANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥、メガホンを取った西浦正記監督と出席。金城の一押しシーンだというアクションについて、FANTASTICSのメンバーが絶賛する一幕があった。
放送開始から20周年を迎えたフジテレビ系の人気バラエティー番組「逃走中」を映画化した本作。高校時代に陸上部に所属していた6人の仲間が「逃走中」に出演することになるも、ゲームが何者かに乗っ取られ、賞金100億円をめぐる命懸けの逃走劇と化す。
イベント冒頭、レッドカーペットにJO1の3人とFANTASTICSの3人が登場。その最中、ステージにハンターが出現し、6人が逃走する演出が行われた。ハンターに追われる中、6人はそれぞれスタンド席の客席やステージ上にピンで登場して自己紹介をしていく。その後、改めて6人が壇上で集まると客席からは大歓声が起こった。
冒頭のパフォーマンスを終えた川西は、「なかなかレッドカーペットを走る機会もないので楽しい！」と興奮気味に笑顔を見せる。本作についても「JO1とFANTASTICSの夢のコラボが実現したのが本当に嬉しかったです」と述べ、「映画の規模が僕の思っていた100倍は大きくてびっくりしました。エキストラもたくさんいて、そんな中思いっきりやりました」と感想を述べる。
FANTASTICSのメンバーとも仲良くなれたといい、川西は「クランクインのタイミングが6人集まるシーンで、そこに向けて、陸上の練習もそうだし、いろんな準備を進めて挑みました。FANTASTICSのメンバーとも徐々に打ち解けていったという感じです」と紹介する。金城も「拓実くんと翔也と一緒させてもらって、案外演技がうまいなって。翔也のおちゃらけた感じ、拓実のかっこいい感じはこれまでの活動でずっと見ていたんですけど、（映画の撮影現場での二人の表情が）意外でびっくりしました」と振り返る。
また、撮影現場で金城が陸上のトレーナーに演技を褒められたエピソードを紹介されると、本人は思わず照れ笑い。「自分自身も不安で、どう演じようかと考えながらやっていました。アクションシーンは個人的に自分の一押しのシーンです。みなさんに楽しんでほしい」とコメント。これにFANTASTICSの佐藤は「本当にすごくて、一緒に演技をしていて、僕も得るものがあった」と金城の演技を絶賛した。中島も「碧海の上達スピードが半端なかった」と話していた。
木全も「音楽番組で共演していたFANTASTICSと一緒に作品が作れて夢のようです」と感慨深げ。「FANTASTICSは初めてお会いした時から、ウェルカムオーラがすごかった」とFANTASTICSのメンバーが温かくJO1を迎えてくれたことに、感謝の気持ちを述べていた。（取材・文：名鹿祥史）
