トッテナム、マンC保有権所持のDFコウトに注目?今季はジローナでプレー

ヤン・コウト 写真:Getty Images

トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)が、ジローナ(スペイン1部)でプレーするブラジル代表DFヤン・コウト(21)の獲得に興味を示しているようだ。

コリチーバ下部組織出身出身のコウトは2020年夏にマンチェスター・シティへ完全移籍すると、姉妹クラブであるジローナやブラガへレンタル移籍を経験。2022年夏から再びジローナへレンタルで加わると、豊富な運動量とスピードを武器に今季はラ・リーガ34試合で1ゴール10アシストの数字を残した。

イギリス『サン』によれば、トッテナムは今夏にミラン(イタリア1部)などからの注目を浴びているブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルを売却する予定だという。そして、今季のプレミアリーグ35試合で3ゴール7アシストを記録したスペイン代表DFペドロ・ポロとポジションを争える選手としてコウトに注目しているようだ。

ただ、ブラジル代表DFは保有権を所持するシティと新たに2026年夏までの新契約を結んだとのこと。また、シティは同選手に移籍金4000万ポンド(約80億8000万円)を要求しているが、レンタルで放出する可能性も捨ててはいないようだ。

なお、トッテナムはリーズ・ユナイテッド(イングランド2部)に在籍するU-20イングランド代表MFアーチー・グレイにも関心を持っているとのこと。同選手にはシティやリバプール(イングランド1部)との争奪戦が待ち受けている一方で、リーズはファイナンシャル・フェアプレーへの抵触を避けるべく、売却して資金を工面しなければいけないようだ。

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