北アルプス南岳で遭難か 30代男性の遺体収容 岐阜・高山署

北アルプス・資料

  24日午後、高山市の北アルプス南岳で、遭難したとみられる男性登山者の遺体が見つかりました。

  遺体が見つかったのは、高山市奥飛騨温泉郷神坂の南岳南沢で、24日午後2時ごろ、30代とみられる男性の遺体を長野県警が発見し、ヘリコプターで収容しました。

  岐阜県警によりますと、22日の午後9時半ごろ、「北アルプス槍ヶ岳に登山に行った息子と連絡がとれない」と愛知県の刈谷警察署に届け出があり、岐阜・長野の両県警が捜索していました。

  発見された場所は標高約2300メートルの地点で、警察は、遺体が行方不明届の出ている男性の可能性があるとみて、身元の特定を急ぐとともに死因などを詳しく調べています。

  なお、北アルプスは23日は雨が強く降っていて、天候の回復を待って24日から本格的な捜索が行われていました。

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