イングランド代表のライス、中盤でコンビを組んだアレクサンダー=アーノルドを擁護「MFでプレーさせるように求めていたのに……」

写真:スロベニア戦でベンチスタートが予想されるアーノルド©Getty Images

イングランド代表のデクラン・ライスが、UEFA EURO 2024(ユーロ2024)のグループステージ初戦と第2戦にて中盤でコンビを組んだトレント・アレクサンダー=アーノルドを擁護した。イギリス各メディアが伝えている。

グループステージ2試合を終えて首位に立つイングランド代表だが、低調なパフォーマンスが続いており、ギャレス・サウスゲート監督だけでなく、アーノルドも非難を浴びている。

アーノルドはセルビア代表戦で69分、デンマーク代表戦では54分まで出場機会を与えられたが、チームのパフォーマンスも相まって、自身の特徴を発揮できずにいた。そしてスロベニア代表戦では、スタメン変更が囁かれており、イギリス『The Athletic』のデイビット・オーンスタイン記者は「アーノルドに代わり、コナー・ギャラガーが起用される」と報じている。

そんな中、アーノルドと2試合でコンビを組んだライスは、イギリス『ITV』に対して「面白いのは、みんなはトレント(アレクサンダー=アーノルド)の中盤起用を求めていたことだ」と語り始め、以下のように続け、アーノルドを擁護している。

「国民の半数がトレントをMFでプレーさせるように求めていたのに、彼を批判するなんてわからない。まったく理解できないよ。イングランドのユニフォームを着なくなるその日まで、僕は全員の選手を擁護するつもりだ。トレントは僕が見てきた中でも、最高の選手の1人だ」

「誰かをあるポジションでプレーさせるように指示しておいて、悪い試合をしたとかそのような理由で取り消さないでほしい。はっきり言うが、トレントはMFでプレーできる。代表でもリヴァプールでも見てきたし、彼は信じられないほど素晴らしい」

イングランド代表はグループステージ首位を懸け、日本時間26日4時にスロベニア代表戦を控える。

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