ポスト岸田の世論調査で「小石河」がベスト3 菅前首相“シンパ”が占める

国会議事堂(資料写真)

 共同通信社の6月の世論調査で「9月に予定される自民党総裁選で次の総裁に誰がふさわしいか」を尋ねたところ、26.2%の石破茂元幹事長がトップ、12.1%の小泉進次郎元環境相(衆院11区)、ともに7.8%の河野太郎デジタル相(15区)と上川陽子外相が続いた。岸田文雄首相(6.6%)は高市早苗経済安全保障担当相(6.8%)に続く6位にとどまった。

 石破、小泉、河野の3氏は「小石河連合」と呼ばれ、先の総裁選で岸田文雄首相と対決。上川氏は菅義偉内閣で法相を務めた関係とあって、「ポスト岸田」候補の「ベスト3」を“菅シンパ”が占めた格好だ。

 菅氏は23日の番組出演で司会の質問に答える形で石破氏について「主張を変えない真っ正直な人」と説明。小泉氏を「しっかり仕事ができる改革意欲に富んでいる人」、河野氏を「突破力を持つ」とそれぞれ評価している。

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