本好きの人 岡山へ移住を 7月7日、大阪で交流会

岡山県庁

 岡山県は7月7日、「本」をテーマに県内への移住希望者と先輩居住者が語り合うユニークな交流会を大阪市北区のAP大阪茶屋町で開く。岡山県立図書館(岡山市北区丸の内)が全国トップクラスの集客力を誇る強みをアピールしつつ、移住・定住の促進につなげる。

 イベント名は県特産の果物にちなんだ「JUICY VOICE!岡山県『ビブリアパーティ大阪編』」。県への先輩移住者2人を交え、各自1冊ずつ持ち寄った愛読書について会話をしながら交流を深めてもらう。県の電子書籍ポータルサイト「オカヤマイーブックス」を活用し、文化、観光の側面から岡山の魅力を紹介する場も設ける。

 県立図書館は2004年の開館以降、19年度を除いて入館者数と貸出冊数が全国の都道府県立図書館でトップを維持。今回のイベントは「本好きの人たちが移住先として岡山を選ぶ要素になり得る」(県中山間・地域振興課)として企画した。

 午後3時半~5時15分。先着20人(要予約)で無料。持参する本のジャンルは問わない。7月4日正午までに県の移住ポータルサイト「おかやま晴れの国ぐらし」から入れるフォームで申し込む。問い合わせは同課(086―226―7862)。

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