ザリガニ釣りに歓声 児童ら生態系学ぶ 奥州・めぐみネットイベント

ザリガニ釣りを楽しみ、生態系に理解を深める小学生

 奥州市民環境会議「奥州めぐみネット」(若生和江代表)は23日、ザリガニ釣りなどを通じて子どもたちに外来生物を学んでもらうイベントを同市水沢字吉小路の齋藤實記念館敷地内で開いた。小学生と保護者が釣りを楽しんだほか、ザリガニを観察しながら特徴や生態系に理解を深めた。

 市内の小学生と保護者の20人が参加。講師は県環境アドバイザーで同ネット副代表の小沢宗さんが務め、ザリガニ釣りのやり方などを指導し、同館の池で行った。普段池は立ち入りを禁止しているが、管理する市の許可を得て実施された。

© 岩手日日新聞社