6月29日(土)から、そうさ物産センター匝りの里(めぐりのさと)およびまるごとしすいにおいて大寺城の御城印が発売されます。1枚300円。
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販売開始日:
2024年6月29日(土)
販売価格:
300円(税込)
販売場所:
そうさ物産センター匝りの里
まるごとしすい
匝瑳城郭保存活用会の都祭さんからコメントをいただけたのでご紹介します。
都祭さんからのメッセージ
大寺は古代において寺院があり、そのことから現在の地名も「大寺」です。大寺城は椿の海と、街道が通る古くからの重要地に築かれました。山城ガールむつみさんが地域の歴史を感じることができる素敵なデザインにしてくれました。ぜひ、匝瑳市に遊びに来て下さい。
デザインを担当された山城ガールむつみさんからもコメントをいただけましたのでお読みください。
山城ガールむつみさんからのメッセージ
大寺城は現在の日蓮宗長福寺一帯が城域と考えられていて、大寺城の中心を通る下総道は中世において重要な街道であり、戦国期には軍用道路としても使われたと考えられています。大寺には現在も、下総道に沿うように「横宿」「上宿」などの宿地名が残るとともに、中世期に構築されたと思われる鍵型の折れ筋も明瞭に残っています。現在の長福寺の西側には「要害」の地名が残ることから、長福寺から西にかけて、城域が広がっていたと推察され、長福寺の寺域の中にも一部土塁が残るとともに、西側の台地には櫓台や堀切状の窪みが確認できます。大寺城の御城印には「下総之国図」と、千葉一族の九曜紋、そして江戸時代に大寺を通り、江戸城に輸送されていた蜜柑をデザインしました。