24日付の女子世界ランキング（WR）が発表され、パリ五輪（8月22―25日、ル・ゴルフ・ナショナル／フランス）の日本代表に笹生優花と山下美夢有が確定した。
パリ五輪出場枠は60人。出場権は同日付WRに基づく五輪ランキングで決まり、WR「15位以内」なら各国最大4人、または各国のWR上位2人に与えられる。
「代表2枠」が濃厚だった日本は、笹生が今月上旬のメジャー「全米女子オープン」で優勝して「WR15位以内」の“獲得圏内”に浮上し、同日付で10位になって最終的に確定。前週まで山下は、20位の古江彩佳、21位の畑岡奈紗に次ぐ“4番手”の22位だったが、笹生に次ぐ“2番手”の19位に浮上し、20位の古江、24位の畑岡を逆転した。23日終了のメジャー「KPMG 全米女子プロ選手権」で山下が2位タイ、古江が19位タイ、畑岡が予選落ちに終わり、命運が分かれた。
その他の日本勢のランキングは岩井明愛が37位（1ランクダウン＝－1）、「アース・モンダミンカップ」優勝の小祝さくらが40位（＋5）、竹田麗央が44位（－2）、「全米女子プロ」7位の渋野日向子が49位（＋13）、同じく7位の西郷真央が51位（＋10）など。
上位勢は1位ネリー・コルダ、2位リリア・ヴに変動はなし。「全米女子プロ」でメジャー初優勝を飾ったエイミー・ヤン（韓国）は25位から5位に浮上した。
