リニア中央新幹線のトンネル工事で地下水の流れ変わったか JR東海 井戸などの水位低下の原因を推定

メ~テレ(名古屋テレビ)

リニア中央新幹線のトンネル工事区間の岐阜県瑞浪市で、井戸などの水位が低下した問題で、JR東海は、工事で地下水の流れが変化したことが原因と推定されるとの見解を示しました。 トンネル工事区間の瑞浪市大湫町では、複数の井戸やため池の水位が低下し、JR東海は工事を中断し、トンネル内に湧き出た水の勢いを止める対策として薬液の注入などを行っています。

きのう、岐阜県で地盤工学の専門家らが参加する会合が開かれ、JR東海は、水位低下について、トンネル工事で水を通しやすい地層を掘削した結果、地下水の流れが変化したことが原因と推定されると明らかにしました。

JR東海は、地下水の流れを把握するために、追加でボーリング調査などを実施するとしています。

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