中居正広 環境を変えることは「決して悪いことじゃない」 「音楽の日2024」キンプリ×Number_i初共演

 総合司会を務める中居正広(右)と安住紳一郎アナ(撮影・佐藤厚)

 タレントの中居正広(51)がこのほど、都内で行われた、TBS系の音楽特番「音楽の日2024」(7月13日、後2.00)の取材会に、ともに総合司会を務める同局の安住紳一郎アナウンサー(50)と出席。かつては同じグループとして活動していたKing&PrinceとNumber_iが同番組で初共演することを受け、近い境遇を知る立場として思いを語った。

 King&PrinceとNumber_iの久々の“再会”に、大先輩である中居は「独立したからとか、してないとか、アイドルだけじゃないんでね」と前置きしつつ、「レコード会社とか事務所を変えるとか、それが昔よりも頻繁にあるというか、僕が若い時よりかはやっぱりはるかに増えて来てると思う」と穏やかに語った。

 Number_iの岸優太(28)、平野紫耀(27)、神宮寺勇太(26)は、昨年5月22日にそろってキンプリを脱退。その後、旧ジャニーズ事務所を退所し、同社副社長だった滝沢秀明氏が代表を務める事務所「TOBE」にて再集結した。一方のキンプリは、永瀬廉(25)と高橋海人(25)の2人で活動を続けてきた。

 その境遇は、中居にとっても人ごとではない。2016年末にSMAPが解散し、17年9月に香取慎吾、草彅剛、稲垣吾郎の3人がジャニーズ事務所(当時)を退所。新事務所「CULEN」に移籍し、「新しい地図」として活動している。中居自身も20年3月に退所し、個人事務所を設立した。それだけに「環境を変えることによって、パフォーマンスがより高みを目指してできるってことは、決して悪いことじゃないんじゃないかと思う」と前向きに語った。

 中居はさらに、今年元日に結婚した安住アナについても言及。「僕と近しい同世代の人で最後の独身だった。お祝いにお菓子をあげたけど、何のお返しもなかった」とジョークを交えつつ、自身の結婚の可能性については「オンエア前あるかもしれないですよ?明日かもしれないし、30年後かも」とけむに巻いた。

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