名鉄、人的資本投資を加速 保養所30年ぶりに刷新 バス、休憩ラウンジ新設

グループの保養所では、研修などに利用できる多目的ルームを新設する(イメージ)

 名古屋鉄道が、人材を資本とみなす「人的資本」への投資を積極化している。グループ従業員が利用できる保養所を約30年ぶりに刷新。仕事と休暇を両立させる「ワーケーション」などにも対応できる施設にする。名鉄バス(本社名古屋市)では、長距離高速バスの運行拠点で、半個室の休憩ラウンジを初めて設置した。25日付で創業130周年を迎える名鉄では、グループの従業員の健康や幸福感を高める取り組みを強化し、経営戦略の実現につなげる方針だ。

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