![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1178080330383557196/origin_1.jpg)
全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・安齊勇馬(25)が、結束なきベテラン勢に最後通告だ。
24日の後楽園大会では鈴木秀樹(44)をギムレット(変型ボム)で退け2度目の防衛に成功。試合後は鈴木と「バカバカコンビ」を結成する諏訪魔(47)から次期挑戦を表明され、V3戦で迎え撃つことを決めた。
V1戦の宮原健斗(35)をはじめ、次々と防衛ロードに立ちはだかるベテラン勢に対して、王者は厳しい視線を向ける。「僕たち若い世代が『何としてでも』と必死にやっている中で、青柳(優馬)さんから上の世代に、あまりにもまとまりがない気がして。その世代の目がギラついてないなら、もう『そのままでどうぞ』っていう感じです」と言い放つ。
この日、安齊は同世代のライジングHAYATO、本田竜輝、綾部蓮と結成した新世代ユニットの名を「ELPIDA(エルピーダ)」と発表。ギリシャ語で「希望」を意味する軍団の未来に手応えを感じている。
一方のベテラン世代は諏訪魔と鈴木が顔を合わせれば「バカだ」「バカだ」とののしり合い、宮原に協調性と人望がないのはいわずもがな。優馬に至っては日本プロレスリング連盟を公然と批判するなど、陰湿さを増すばかりだ。これだけ別方向を向けば、当然若手はついていけない。
安齊は「この現状を見てもまだ、何とも思わないのかなっていうのはありますよ…」とあきれた様子。その上で「時代は変わりつつあるので。残されるなら、そのままでどうぞ。置いていきますので」と甘いマスクに似合わぬ言葉を送りつけた。
事実上の〝窓際通告〟でもベテランたちがまとまるとは思えないが、果たして…。