スペシャライズドが創業50周年 これからの50年の未来を創造する特設サイトを公開

アメリカのカリフォルニア州に本社を構えるスポーツ自転車ブランド、スペシャライズドが、2024年に創業50周年を迎えました。長年にわたりライダーのニーズに応え、技術革新を続けてきた同社は、これまでの50年を振り返るとともに、次の50年に向けて新たなビジョンを掲げています。

スペシャライズドは、1974年にマイク・シンヤードによって創業されました。当初から「最新技術を用いてパフォーマンス向上をもたらす製品を提供する」という理念のもと、業界をリードする革新的な自転車を次々と生み出してきました。これまでに蓄積した技術と経験を基に、同社は未来のライダーに向けて更なる革新を誓います。

50周年を記念して、スペシャライズドは特設ウェブサイトを開設しました。このサイトでは、これまでの歴史を振り返るとともに、「Pedal the Planet Forward(ペダルを回して地球を前に進めよう)」というメッセージを発信しています。同社は、サイクリングが地域社会や地球環境に良い影響を与えると信じ、これからの未来に焦点を当てています。

「Innovate or Die(革新を、さもなくば死を)」を行動指針とするスペシャライズドは、常に最先端の技術を追求し続けています。その一環として、2013年には業界初となる自社内風洞実験施設「Win Tunnel(ウィントンネル)」を設立し、エアロダイナミクスの研究に力を入れています。ツール・ド・フランスなどのワールドツアーで勝利を収めるトップチームにも、同社のバイクや機材が採用されています。

2024年8月には、「Reduce, Reuse, ReSpecialized」キャンペーンを開始します。このキャンペーンは、全世界で100万台の眠っているバイクを再び走らせることを目指しています。バイクに乗ることの素晴らしさを多くの人々に伝えるため、革新的な新製品や情熱的なイベントも展開される予定です。

スペシャライズドは、プロフェッショナル向けのハイエンドモデル「S-WORKS」をはじめ、幅広いラインアップを展開しており、一般ユーザーにも高い技術を提供しています。ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、キッズバイク、e-Bikeなど、多様なニーズに応える製品を取り揃えています。

© シクロライダー編集部