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スケートボード女子ストリートの中山楓奈は6月23日、オリンピック予選シリーズ第2戦のブダペスト大会の決勝に出場。ベストトリックの最高得点「96.84」ポイント含む、トータルスコア「263.62」ポイントでフィニッシュ。今大会3位で、2大会連続の五輪切符を掴んだ。
今大会のトータルスコアは、ラン2本とベストトリックの試技5回で構成。2回のラン(各100点満点)のうちポイントの高い1本と、ベストトリック(それぞれ100点満点)で最も高いポイント2本が加算され、合計得点は最大300点となっている。
中山は、ラン2本で「83.56」ポイントと「47.03」ポイントをマーク。ベストトリックでは、3本を決めきれず追い込まれたが、最後のトライで大技をメイク。パーク女子決勝のなかで最高得点となる「96.84」ポイントを叩き出した。
この1本で、トータルスコア263.62ポイントをマークし、3位でフィニッシュ。今大会ラストで表彰台入りを果たした。
悲願の2大会連続の五輪出場に中山は自身のインスタグラムで「ブダペストで行われたパリオリンピック予選大会で3位になることができ、パリオリンピックの出場権を獲得することが決定しました!皆さん応援ありがとうございました!そして、いつも支えてくれてありがとうございます!」と感謝を記した。
さらに「パリオリンピックでは、自分のやりたい技をやりきって悔いのないように滑ろうと思います。引き続き、応援よろしくお願いします!」と意気込みを綴った。
今春、大学生となった中山は、東京五輪女子ストリートで銅メダルを獲得しており、今夏のパリ五輪でもメダル獲得が期待される。
構成●THE DIGEST編集部