「僕がヒットを打つのはすごい低いだろうな」巨人・丸佳浩が明かす球団記録“9者連続安打”の最終打者の裏側

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通算1000得点の大記録を達成したプロ17年目の巨人・丸佳浩選手。リードオフマンとしての心境や球団タイ記録の“9者連続安打”の最終打者の打席に立った際の裏側を明かしました。

丸選手は今季、開幕当初は主にクリーンアップで起用が続いていましたが、4月28日のDeNA戦からは1番打者に定着。交流戦終了時点で今季1番打者として出場した40試合で、打率.318の成績を残しました。

「一番最初に試合に入ることだけは確定している打順なのであまりみっともない打席にしたくないなっていう思いはありますね」と本音を吐露。「カープ時代もチームに勇気を与える打席にしようと言われていた、『今日の相手ピッチャー、すごい球が来てるんじゃないか』っていうふうにあまりチームに思われないようにいきたい」とリードオフマンとしての役割を語りました。

自身の成績に対し「よくわからない」と明言する丸選手。「良くても打てないときはあるし、悪くても打てるときはあるし、なので結果が出てればいいと思っています」と日々の手応えについて話しました。

さらに6月4日のロッテとの対戦で、巨人が球団タイ記録となる9者連続安打を放った場面。9人目の打者だった丸選手は「5連打くらいからベンチで『なかなか5連打とかないですよね~』っていう話をしていて、ただ(山崎)伊織でいったん切れるからいいかなと思っていたら伊織も打っちゃったんで、その時点で僕、ベンチを見て笑っちゃって『あ~あ』と思って」と笑いを交ぜながら打席までの心境を話しました。

その試合、無安打だった丸選手は「僕がヒットを打つのはすごい低いだろうなっていう感じで入っていたので、ある意味開き直りがよかったのかもしれないですね」と記録に並ぶ9者連続安打の思いを語りました。

(6月24日放送のCS日テレジータス『超ジャイアンツ』を再構成)

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