松本人志の“超強気姿勢”は自信のなさの裏返しか…偏向報道への人権侵害申し立てどうなった?

松本人志(C)日刊ゲンダイ

5日、「週刊文春」発行元の文藝春秋との裁判で、「同意を得ずに性的行為を強制したことは一切ない」と主張したダウンタウン松本人志(60)側はさらに、5億5000万円の損害賠償のほかに休業補償を求めるなど、超強気ぶりが際立った。

松本は自身の性加害疑惑が文春に報じられると、芸能活動休止を発表し、訴訟に臨んでいる。

「今も日課のトレーニングを欠かさず、弁護士や吉本関係者と密に連絡を取り合うなど、普段通りの生活をしていると言います。1983年にダウンタウンを結成し、デビューしてから40年あまり、これほどまで長い休みを取ったことがない松本さんが、活動を止めてまで裁判に臨んでいるのは、早く潔白を証明して仕事復帰したいからだと言います。この休業期間で、お笑いへの意欲はますます高まっているようです」(お笑い関係者)

後輩芸人や熱烈なファンからは、松本の早期の復帰を望む声が高まっている。こうした後押しがある中で強気姿勢を見せる松本だが、その一方で自信のなさも垣間見えるという。

■暴露系配信を証拠として提出と報じられ…

「文春で松本から性行為を強要されたと証言しているA子さん、B子さんについて暴露系YouTuberの配信内容を証拠として提出したと報じられています。出所が微妙な証拠を出してくるあたりが、今の松本側の状況を物語っているでしょう」(芸能ライター)

さらに、松本側は、自身に関する偏向報道に対してしかるべきを措置をとるとしていたが……。

「松本報道に関して偏向ぶりが甚だしいという指摘があったのが、読売テレビ制作の日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』です。連日、松本の一件をとりあげたミヤネ屋に対して、松本側はこれに懸念を示し、BPO(放送倫理・番組向上機構)に人権侵害の申し立てを検討していると言われていましたが、いまだ音沙汰なしです」(前出・芸能ライター)

松本の強気ぶりは自信のなさの裏返しなのか。

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