アルボン「昨年と比べるとクルマは大幅に進歩し、レースを通じて正しい選択と判断ができた」:ウイリアムズ F1第10戦決勝

 2024年F1第10戦スペインGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは18位、ローガン・サージェントは20位でレースを終えた。

■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=18位(65周/66周)
ピットレーン/タイヤ:ミディアム→ソフト→ソフト

2024年F1第10戦スペインGP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)

 この週末は、もっといいところまで行きたかった。まず、昨年と比べれば、クルマは大幅に進歩していたし、レースを通じて、ずっと正しい選択と判断ができたからだ。

 その一方で、このコースは一種のリアリティチェック(注:現実を直視させられること)でもあった。こういうトラディショナルなサーキットでは、僕らのクルマのダウンフォース不足と車重の重さが露呈し、それに加えて強い風と路面温度の影響も大きかったんだ。中団グループのレベルが全体に上っている中で、僕らには克服すべき課題があるのは間違いない。でも、この後に続くオーストリアとシルバーストンは、ここよりもずっと僕らに合っているはずだ。

■ローガン・サージェント(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=20位(64周/66周)
19番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ハード

2024年F1第10戦スペインGP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)

 今季ここまでの中では、一番タフなレースのひとつだった。デグラデーションの進みがものすごく速くて、どのスティントでも1周目からタイヤのマネージングをしているほどだった。チームにとっても難しい週末だった。昨年もバルセロナでは苦戦したが、オーストリアとシルバーストンでは力強いパフォーマンスを発揮できたから、次の戦いに目を向けて、このトリプルヘッダーの残りのレースでの挽回を目指す。

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