22歳のイタリア代表DF、奇跡のEURO決勝T進出で涙…「あのオウンゴールの償いをしたかった」

2021年のEUROで優勝したイタリア代表だが、今大会ではグループステージ敗退の危機に瀕した。

24日に行われたクロアチアとのグループステージ最終節は終了間際までリードを奪われる展開。だが、後半ATにマッティア・ザッカーニが劇的的同点ゴールを奪取!(動画2分6秒から)

土壇場で1-1の引き分けに持ち込んだイタリアは、2位で決勝トーナメント進出を決めた(首位はスペイン、3位になったクロアチアはGS突破絶望的)。

怒涛のドリブルでザッカーニの同点弾をアシストしたDFリカルド・カラフィオーリは、試合後に思わず涙。22歳の彼は、こう話していた。

「試合後の涙について?ただただ嬉しかったんだ。説明するのが難しい。

この数日は感情を出せなかった。あのオウンゴールの埋め合わせをしたかったんだ。代表チームを助けることができた。

(アシストについては)監督がああいう状況でやるべきことをビデオで見せてくれた。頭がさえていなければいけないし、準備を整え、スペースを見ていなければいけない。視野の端にそれが見えたので、出したんだ」

カラフィオーリは0-1で敗れたスペイン戦で無念のオウンゴールを喫していた。

イタリア代表「21世紀の最強ベストイレブン」

ザッカーニからも「素晴らしいボールをくれた」と讃えられたカラフィオーリだが、累積警告のためにスイスとの決勝トーナメント1回戦には出場できない。それでも「(スイスに勝って)準々決勝で再会できるか?もちろんさ!」とジョークを飛ばしていたそう。

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