イオン琉球に電子レシート登場 スマホに買い物履歴 沖縄の63店で導入 紙の使用量10%削減を目指す

 イオン琉球(沖縄県南風原町、鯉渕豊太郎社長)は21日から県内63店舗で買い物の履歴をスマートフォンで受け取れる「電子レシート」のサービスを開始した。顧客の利便性を高め、ペーパーレスで二酸化炭素(CO2)を削減し、普段の買い物から環境負荷を低減することを目指す。

 イオンの専用アプリ「iAEON(アイイオン)」に、電子レシート機能を追加する。レジで提示することで利用でき、電子レシート画像をスマートフォンに保存することが可能。返品や領収書にも対応する。

 紙と同じ内容のレシートがスマホのアプリ上で見られる。初年度は、年間に使う15万8千ロールの10%を減らすことが目標だ。同社の喜納優子広報課長は「便利でごみも出ず、環境のためにもなる。ぜひ利用して」と呼びかけた。

 マックスバリュやザ・ビック、イオンドラッグなどでも利用できる。(政経部・金城紅映)

スマートフォンで確認できる電子レシート=24日、イオン南風原店

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