独仏ポーランド、長射程ミサイル調達で協力 有志国の結集目指す

[ベルリン/パリ 24日 ロイター] - ドイツ、フランス、ポーランド3カ国の国防相は24日、射程数百キロの巡航ミサイルといった精密兵器の調達協力に関するメカニズムを立ち上げると発表した。他の欧州諸国も参加する可能性がある。

ドイツのピストリウス国防相はパリでフランスとポーランドの国防相と会談した後、「長射程の精密打撃兵器は欧州で深刻な能力ギャップがある」と指摘。「ワシントンで(7月に)開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議までに、われわれは中長期的にこのギャップを埋めることに同意する欧州有志国グループをまとめることを目指している」と述べた。

独仏ポーランドによる「ワイマール三角連合」が国防相会談を開いたのは2015年以来となる。

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