「夢の音楽会」7月7日開催 福島で古関裕而の生誕115年記念

 福島市出身の作曲家古関裕而の生誕115年を記念したチャリティーコンサート「ふくしん夢の音楽会」は7月7日午後2時から、福島市のふくしん夢の音楽堂で開かれる。福島信用金庫の主催。

 古関の妻金子の出身地が愛知県豊橋市という縁で、福島信金と豊橋信用金庫(愛知県)が2月に経済活性化を図る「エール協定」を結んだことも記念して開かれる。

 音楽会は2部構成で、1部では、古関がモデルのNHK朝ドラ「エール」に出演した女優の菊池桃子さんをゲストにトークショーを行うほか、古関の長男正裕さんが中心メンバーの音楽ユニット「喜多三」がミニライブを披露する。2部では、市内の小中学生、高校生らが古関作曲の校歌を歌唱するほか、フィナーレで「エール」の主題歌「星影のエール」を来場者全員で合唱する。

 福島信金経営企画課の今野孝敏さんらは「音楽堂で奏でる迫力の名曲たちをぜひ楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。

 チケットは600円で、音楽堂の窓口やローソンチケットで取り扱っている。収益は市内の子ども食堂に全額寄付される。問い合わせは福島信金総合企画部(電話024.523.3570)へ。

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