【徹底比較】おすすめの自動車保険ランキング!基礎知識や選び方を解説

自動車保険を選ぶ際、このような悩みを抱えていませんか?

「自動車保険のおすすめが知りたい」
「自動車保険の選び方が知りたい」
「各社の自動車保険を比較したい」

自動車保険は、商品も多く補償範囲の選択肢も複雑なため、自分に適した商品を選ぶのは困難です

そこでこの記事では、自動車保険の選び方や、おすすめの自動車保険について解説します。どの自動車保険を契約するか迷っている人はぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • 自動車保険の基礎知識
  • 自動車保険の選び方
  • おすすめの自動車保険

自動車保険を選ぶときに比較すべき項目

自動車保険を選ぶときに注目すべき項目は、以下の通りです。

  • 必要な補償内容をカバーできるか
  • 付帯サービスは充実しているか
  • 代理店型かダイレクト型か

なお、保険料については安いに越したことはないものの、必要な補償をカバーできていないと意味がありません。予算ありきで考えるのではなく、必要な補償をカバーできているものの中から少しでも安い商品を選ぶようにしましょう。

必要な補償内容をカバーできるか

自動車保険の基本的な補償内容には、以下があります。

  • 対人賠償責任保険
  • 対物賠償責任保険
  • 人身傷害補償保険
  • 搭乗者傷害保険
  • 自損事故保険
  • 無保険車傷害保険
  • 車両保険

まずはこれらのうち、自分が必要な補償を明確にしましょう。各補償の詳細については「」として後述するので、そちらを参考にしてください。

付帯サービスは充実しているか

自動車保険によって付帯サービスが異なります。同じ補償内容であれば、付帯サービスが充実している方を選ぶとよいでしょう。

例えば、事故を起こした場合、保険会社によっては「示談交渉サービス」があります。事故を起こしたときの交渉をスムーズに行えるよう、自動車保険の専門家が窓口になり対応をしてもらえます。

また、ロードサービスについても、保険会社によって提携している会社が違うため、比較する際のチェックポイントといえるでしょう。

代理店型かダイレクト型か

自動車保険の加入方法には「代理店型」「ダイレクト型」の2種類があります。代理店型は、自動車を購入したお店や保険代理店、修理店が保険の代理店窓口になります。ダイレクト型は、「ネット型自動車保険」とも呼ばれ、人を介さずに直接自分で手続きを行います。

それぞれのメリットを確認して、自分にとって加入しやすい方を選択してください。

代理店型のメリット

  • 人を介して、相談しながら契約手続きが進められる
  • 何かあったときに担当の保険募集人に相談できる
  • 世の中の変化に合わせた提案をしてもらえることがある

ダイレクト型のメリット

  • 24時間ネットから申し込みができる
  • 人を介さないため中間コストを削減でき保険料が安くなる

自動車保険の知識が少なく、自分では判断ができない場合は、代理店で手続きした方がスムーズでしょう。自動車保険に関する知識があり、少しでも安くしたい場合はダイレクト型がおすすめです。

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自動車保険総合おすすめランキング

当社が独自に調査を行ったアンケートをもとに作成した自動車保険を、ランキング形式で紹介します。

  • 1位.ソニー損保
  • 2位.SBI損保
  • 3位.セゾン自動車火災保険
  • 4位.三井ダイレクト損保
  • 5位.あいおいニッセイ同和損保
  • 6位.東京海上日動
  • 7位.チューリッヒ
  • 8位.イーデザイン損保&e
  • 9位.アクサ損害保険
  • 10位.損保ジャパン(旧損保ジャパン日本興亜)
  • 11位.三井住友海上

調査概要

  • 自動車保険に関するアンケートト
  • 【調査実施会社】株式会社ウェブクルー
  • 【調査期間】2024年1月30日~2024年2月8日
  • 【調査方法】ウェブクルーメルマガ会員アンケート
  • 【調査人数】3,571人

1位.ソニー損保

ソニー損保の自動車保険は「保険料は走る分だけ」というキャッチフレーズで、保険料の安さが特徴です。年間走行距離が少ないほど保険料を抑えられ、Web申し込みをするとさらに割引を受けられます。

また、事故が発生した場合、現場にはセコムがかけつけてサポートし、示談交渉は専任担当者が対応するなど安心できる自動車保険です。

おすすめポイント

  • 保険料を走行距離に合わせて調整できる
  • 電話と現場の両方で事故トラブルに対応してもらえる
  • オプション点数が多い

2位.SBI損保

SBI損保の自動車保険は、運転者や車種の条件に応じて保険料を設定できる保険です。

年間走行距離だけでなく、走行地域や運転手を限定してより契約者に適した保険料を設定できます。

ロードサービスや事故対応も充実しているため、保険料に対しての満足度も高いのが特徴です。

ロードサービスではレッカーや緊急対応だけでなく、帰宅や宿泊もサポートしてくれるなど安心の内容です。

また契約年数が3年を超えると、ロードサービスの内容がグレードアップされるので、長期で契約する人にもお得な内容になっています。

おすすめポイント

  • 保険料が安い
  • サービス内容が充実している
  • 契約年数が3年を超えるとロードサービス内容がアップグレードする

3位.セゾン自動車火災保険

セゾン自動車火災保険が提供している「おとなの自動車保険」は、1歳刻みの保険料体系が特徴です。

1歳刻みで保険料が設定されているため、事故割合が少ない40代・50代はより割安に契約ができます。

また、走行距離が短いほど保険料が割安になります。

ロードサービスも安心の内容で、事故発生時にはALSOKがかけつけてくれます。事故やトラブルの際に、担当者にLINEで問い合わせできるのも便利です。

おすすめポイント

  • 1歳刻みの保険料体系
  • ALSOKのかけつけ
  • LINEからの問い合わせも可能

4位.三井ダイレクト損保

三井ダイレクト損保は、「強くてやさしいクルマの保険」を略した「つよやさ」という名称の自動車保険を販売しています。

保証プランを作成する際「コンシェルジュ」がサポートしてくれます。24時間年中無休で事故受け付けやロードサービスを提供してくれるのも魅力です。保険選びや事故対応を専門家に相談したい人におすすめの保険といえるでしょう。

また、サービスがスマホアプリに集約されているので、使いやすいのも特徴です。

おすすめポイント

  • 補償プランをコンシェルジュが一緒に作成してくれる
  • 24時間年中無休で事故対応してくれる
  • 事故時は専任スタッフが対応してくれる

5位.あいおいニッセイ同和損保

あいおいニッセイ同和損保の自動車保険は代理店型で、担当者と相談しながら契約内容を決められます。

特約やサポートが充実しており、事故が起こったときにも安心できるのが特徴です。特約では事故だけでなく、日常生活のケガや盗難、災害にも対応してもらえます。

また、「テレマティクス自動車保険」という独自のサービスがあり、ドライブレコーダーを活用して運転時に何か発生したときにも備えられるのも強みです。

おすすめポイント

  • 代理店型で担当者と相談しながら内容を決められる
  • ドラレコを活用した独自サービス
  • サポートが手厚い

6位.東京海上日動

東京海上日動の自動車保険は代理店型で、専任スタッフがつくためプランの変更や事故時にも相談しやすい保険です。

特約も多く、事故が発生したときのサポートが手厚いのも特徴といえるでしょう。

また、「ドライブエージェント パーソナル(DAP)特約」という独自の特約があります。ドライブレコーダーが事故を検知すると、自動で事故受付センターへの連絡や救急車の要請をしてくれます。

おすすめポイント

  • 代理店型で対応スタッフが多い
  • 保険の検討や手続きを対面で相談できる
  • 通信機能付きドラレコを活用した特約

7位.チューリッヒ

チューリッヒはダイレクト型の保険で、保険料がリーズナブルに設定されています。

補償内容もシンプルでわかりやすいのが特徴です。

保険料割引も豊富で、インターネット割引やe証券割引、早期契約割引、新車・エコカー割引に、紹介割引など最大2万1000円の割引が受けられます。

おすすめポイント

  • ダイレクト販売で保険料が割安
  • 補償内容がわかりやすい
  • 割引が豊富

8位.イーデザイン損保&e

イーデザイン損保&eは、弁護士費用保険が自動的に付いているダイレクト型の保険で、事故が起こったときの補償が強みです。

従来の自動車保険に、IoTセンサーとスマートフォンを連携した安全運転支援サービスが提供されています。

走行距離に応じた保険料の設定が可能で、無事故割引もあるため安全運転で長く利用している人にもお得です。

また、メディカルコールサービスがあり事故発生時の医療相談も受けられます。

おすすめポイント

  • 事故時の補償が豊富
  • IoTセンサーとスマホを活用した支援サービス
  • 医療相談ができる

9位.アクサ損害保険

アクサ損害保険の自動車保険は、乗る人のニーズに合わせて自由に補償が組み合わせられるのも特徴です。

また、独自のAXAフィールドサービスがあり、ダイレクト型でありながら担当者が直接自宅を訪問して説明してもらえるため、安心して利用できます。

万一事故を起こしてしまった場合でも、相手方への連絡や病院・修理工場への連絡、代車の手配などスムーズに対応してくれる点もおすすめです。

12歳までの子どもがいる世帯向けの「子育て応援割引制度」は、業界初のサービスです。

おすすめポイント

  • 面談担当者が自宅に訪問して説明してくれる
  • 保険料を設定するときの組み合わせが多い
  • 事故対応がスムーズ

10位.損保ジャパン(旧損保ジャパン日本興亜)

損保ジャパンの自動車保険は代理店型で、補償内容の手厚さが特徴です。

カーナビアプリを提供し、安全運転診断を行っており、結果に応じて保険料を割り引いてもらえます。

また、ドライブレコーダーを活用した安全運転支援や、緊急時の通報も行うなどサービスにも独自性がある自動車保険です。

おすすめポイント

  • 補償が手厚い
  • ドラレコを用いた安全運転支援
  • カーナビアプリの提供

11位.三井住友海上

三井住友海上の自動車保険は代理店型で、補償内容を細かく設定して利用者をサポートしてくれます。

専用のドライブレコーダーで、緊急通報やAI事故状況説明システムなどが行えるため、万一事故が起こったときにも安心できる補償内容です。

また、事故対応が手厚いのも特徴です。

示談交渉サービスはもちろん「入院まごころ訪問」や「安心コール・安心レター」という独自のサービスもあります。

おすすめポイント

  • 補償内容を細かく設定できる
  • 専用のドライブレコーダーでサポートしてもらえる
  • 事故対応サービスが手厚い

【年代別】おすすめの自動車保険ランキング

年代によっても自動車保険の選び方は変わります。ここでは、以下の年代ついて注目すべきポイントを解説します。

  • 20代・30代におすすめの自動車保険
  • 40代におすすめの自動車保険
  • 50代におすすめの自動車保険

20代・30代におすすめの自動車保険

20代・30代はまだ等級が低く、事故率も高いため保険料が高い傾向にあります。

基本的には、事故が発生したときの対応や補償内容に注目して自動車保険を選択するとよいでしょう。

30代になり、等級が上がり事故も起こしていないようであれば、保険の乗り換えを検討するのもおすすめです。

自動車保険の乗り換えに関しては、自動車保険を乗り換えるデメリットとは?最適なタイミングや注意点について徹底解説でも詳しく解説しているので参考にしてください。

少しでも保険料を抑えたい場合、家族の等級を引き継いだり、利用者や年齢を制限したりするなどの方法を試してください。

当社が独自に20代・30代にアンケートを実施した結果から、満足度が高かった保険会社を紹介します。

20代・30代におすすめの保険会社

  • 1位.イーデザイン損保
  • 2位.SBI損保
  • 3位.アクサ損害保険

40代におすすめの自動車保険

40代は20代・30代と比較すると、保険料を安く抑えられる傾向にあります。

理由として「35歳以上」という年齢条件設定ができるためです。

運転条件に年齢を設定して絞ることで、保険料を安くできます。等級に関係なく設定できる条件であるため、保険料見直しの際に活用してください。

40代が実際に利用して、満足度の高かった保険会社は以下の通りです。

40代におすすめの自動車保険

  • 1位.ソニー損保
  • 2位.SBI損保
  • 3位.セゾン自動車火災保険

50代におすすめの自動車保険

50代で自動車保険を選ぶ際は、今後のカーライフについても計画を立てて検討しましょう。家族(子どもなど)が運転するようなケースもあるためです。

計画によって、運転者の範囲や年齢、事故対応に関しても契約する内容は変わってきます。

50代が実際に利用して、満足度の高かった保険会社は以下の通りです。

50代におすすめの自動車保険

  • 1位.ソニー損保
  • 2位.SBI損保
  • 3位.セゾン自動車火災保険

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【部門別】自動車保険比較

当社が独自に実施したアンケート結果から、各部門別に満足度の高かった保険会社を紹介します。

  • 保険料の満足度ランキング
  • 事故対応満足度が高い自動車保険ランキング
  • サービス満足度が高い自動車保険ランキング

保険料の満足度ランキング

「現在加入している自動車保険(任意保険)の年間保険料に対する満足度を教えてください」というアンケートを実施した結果、評価が高かった保険会社は以下の通りです。

保険料満足度の高い保険会社

  • 1位.SBI損保
  • 2位.チューリッヒ
  • 3位.三井ダイレクト損保

事故対応満足度が高い自動車保険ランキング

事故など万が一の事態が起こった際の対応の良し悪しも、自動車保険を選ぶ際には重要な項目といえます。丁寧かつ迅速に対応してくれる会社を選択したいところです。

アンケートの結果から、事故対応満足度が高い自動車保険は以下の通りです。

事故対応満足度の高い保険会社

  • 1位.ソニー損保
  • 2位.あいおいニッセイ同和損保
  • 3位.セゾン自動車火災保険

サービス満足度が高い自動車保険ランキング

自動車保険は、問い合わせ時の電話対応や、ロードサービスの充実度、Webサイトの使いやすさなど、サービス満足度の高さも重要です。

アンケートの結果から、サービス満足度が高い自動車保険は以下の通りです。

サービス満足度の高い保険会社

  • 1位.ソニー損保
  • 2位.セゾン自動車火災保険
  • 3位.SBI損保

自動車保険の基礎知識

自動車保険の基礎知識について理解することで、より自分に合った保険会社を選択できます。ここでは以下6つの基礎知識を解説します。

  • 自動車保険は「自動車に関連する緊急事態」に使える保険
  • 自賠責保険と任意保険の違い
  • 自賠責保険の補償内容
  • 任意保険の補償内容
  • 等級について
  • 特約について

自動車保険は「自動車に関連する緊急事態」に使える保険

自動車保険は、自動車を所有している人にとって重要な保険です。

自動車に関連する緊急事態に対応するための保険で、加入しておかないと事故やトラブルが発生したときに想像以上に損失を抱える可能性もあります。

下表で被害者1名当たりの金銭的損失を見ると、保険なしでの対応は困難だとわかります。

自動車を保有する場合、自動車保険選びは自分のためにも、周りにとっても重要です。適切な自動車保険に加入できるよう検討しましょう。

自賠責保険と任意保険の違い

自動車保険には「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があります。

自賠責保険は必ず加入する必要がある強制保険です。

すべての自動車(原動機付自転車、電動キックスケーターを含む)は自賠責保険への加入が義務付けられています。未加入で運転をすると、違法となるため必ず加入しましょう。

  • 1年以下の懲役又は50万円以下の罰金
  • 違反点数6点(免許停止処分)

ただし、自賠責保険の補償内容は人身事故の被害者に限定されるため、事故が発生したときには十分な補償内容とはいえません。そのため、補償が足りない部分を「任意保険」に加入して補います。

任意保険は強制加入ではありませんが、自動車事故を起こしたときのために、適切な範囲で契約しておくのがおすすめです。

自分や周りを守るためにも、自動車保険の補償内容を理解しておきましょう。

以降で、自賠責保険と任意保険の補償内容について詳しく解説します。

自賠責保険の補償内容

自賠責保険と任意保険の違いを下表にまとめます。

ここでは、自賠責保険の補償内容について以下3点を解説します。

  • 傷害による損害
  • 後遺障害による損害
  • 死亡による損害

傷害による損害

人身事故を起こして、相手がケガを負った場合に補償があります。被害者の治療費や入院費などに利用できます。

障害による損害に対する限度額と補償内容は以下の通りです。

限度額:120万円(被害者1人につき)

後遺障害による損害

事故を起こして相手に後遺症が残る結果となった場合も補償があります。被害者のケガや事故によって労働能力が低下した場合に利用できる補償です。

後遺障害による損害の限度額と補償内容は以下の通りです。

神経系統・精神・胸腹部臓器に著しい障害を残して介護が必要

  • 常時介護:4000万円(第1級)
  • 随時介護:3000万円(第2級)

上記以外の後遺障害

  • 3000万円(第1級)~75万円(第14級)

死亡による損害

死亡事故を起こした場合も、被害者の葬儀費用や慰謝料、逸失利益を補償するために保険金が支払われます。

死亡による損害の限度額と補償内容は以下の通りです。

限度額:3000万円(被害者1人につき)

任意保険の補償内容

ここでは、任意保険で補償される内容について、以下3つを解説します。

  • 賠償責任保険
  • 傷害保険
  • 車両保険

賠償責任保険

賠償責任とは、自動車事故によってほかの人や物に対して生じた損害を補償する責任のことです。

対人、対物賠償責任は高額になるケースが多いため、補償額に上限のない「対人・対物無制限」で契約するのが一般的です。

自賠責保険でも対人に関しての補償はありますが、限度額が4000万円に設定されており、死亡事故を起こした場合、十分ではありません。そのため、不足分を任意保険の対人保険から支払うことになります。

また、自賠責保険には対物に関する補償はされていないため、未加入の場合は自己負担になってしまいます。

賠償責任保険は、高額な対人・対物の賠償金に対応するために必要不可欠な保険です。

傷害保険

傷害保険は、自動車事故によりケガや障害を抱えたときに利用できる保険です。「搭乗者傷害保険」と「人身傷害補償保険」の2種類に分類されます。

搭乗者傷害は、一時金で医療保険金が支払われることが一番のメリットです。人身傷害補償保険の場合、保険料は高額ですが、補償される範囲も幅広いため安心感が高いです。

車両保険

車両保険は、自分の車が事故や盗難、当て逃げなどにより損害を受けたときに補償される保険です。

車両保険は以下の特徴があります。

  • 車両の時価によって補償上限が異なる
  • 新しい車両ほど保険金額も大きい
  • 新しい車両ほど保険料も大きい
  • 地震・噴火・津波など災害による損害は特約が必要
  • 契約時に免責金額を設定する

車両保険は「一般型」「エコノミー型」に分けられます。一般型の方がカバーできる範囲が広く、エコノミー型は範囲が狭い分保険料が安いです。

特約を組み合わせると補償範囲を広げられるので、自分に合った補償を選ぶとよいでしょう。

等級について

自動車保険に加入する際は「等級」も重要です。個人が契約する自動車保険は「ノンフリート」と呼ばれており、1~20までの等級が定められています。

等級の特徴は以下の通りです。

  • 初めて契約するときは6または7等級でスタートする
  • 等級に応じて保険料が割引になる
  • 契約期間や事故歴で等級が変動する

1年契約の自動車保険では、年間無事故で1等級上がります。事故を起こして保険を使った場合は事故の内容によって1~3等級下がります。

無事故で長期間契約すると等級は上がり、保険料がお得になると覚えておきましょう。

特約について

自動車保険には特約があり、加入すると基本契約以外にも補償が受けられます。

ここでは代表的な3つの特約について解説するので、内容を理解して活用してください。

  • 弁護士費用補償特約
  • 個人賠償責任特約
  • ファミリーバイク特約

弁護士費用補償特約

弁護士費用補償特約は、事故によって裁判が必要になったときに発生する弁護士費用を補ってくれる特約です。

事故に巻き込まれてしまった場合、お互いの過失割合などで揉めて、賠償金をめぐる裁判になることも珍しくありません。

例えば、セゾン自動車火災保険の「大人の自動車保険」では弁護士特約で以下の内容が補償されます。

  • 弁護士、司法書士への報酬等の費用:1事故被保険者1名につき300万円限度
  • 法律相談・書類作成費用:1事故1名につき10万円限度

年間数千円の費用で高額な弁護士費用を負担してもらえるのはメリットです。

個人賠償責任特約

個人賠償責任特約は、自転車による事故など日常生活のトラブルに備えられる特約です。

例えば、以下のようなケースでも利用できます。

  • 子どもが自転車で他人にケガをさせてしまった
  • 飼い犬が他人に噛みついてケガをさせてしまった
  • 買い物中に商品を落として壊してしまった
  • 水漏れで下の部屋に損害をだした

このように、個人賠償責任特約は幅広いトラブルに対応できる特約です。

ファミリーバイク特約

ファミリーバイク特約は、バイクの運転中に事故によって他人にケガをさせてしまったときや、所有物に損害を与えて法律上の賠償責任を負ったときに補償してくれる特約です。

自動車以外にもバイクを運転する人は、加入を検討するとよいでしょう。

ファミリーバイク特約には以下のような特徴があります。

  • 125cc以下のバイクが補償対象
  • バイク保険よりも保険料が安く抑えられる
  • 「等級」が影響しない
  • 特約だけの加入はできない

自動車以外にもバイクに乗る人は、バイク保険よりもお得に契約できる可能性もあるので、検討してみましょう。

自動車保険【安く抑えたい】方は要チェック!

自動車保険に関するよくある質問

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まとめ

自動車保険は自動車事故が発生したときにさまざまな補償を受けられる保険です。

大きく分けると、強制保険である「自賠責保険」と、カバーできない部分を補う「任意保険」の2種類があります。任意保険については、補償内容や商品の選択肢が豊富なため、以下の項目を比較して自分に合った自動車保険を選択するとよいでしょう。

  • 必要な補償内容をカバーできるか
  • 付帯サービスは充実しているか
  • 代理店型かダイレクト型か

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