宇宙飛行士・野口聡一 お笑いについて熱弁「最初に錦鯉のネタを観たのは…」 ○○からネタを観ていたエピソードに、一同驚き

東野幸治と又吉直樹がMCを務める単発バラエティー『10人の天才』が20日に放送された。宇宙飛行士の野口聡一、元チャットモンチーのボーカルで、現在はシンガーソングライターとして活躍する橋本絵莉子をゲストに、2人が天才だと思う10人について深堀りする番組。

野口が自身が天才だと思う10人を紹介すると、宇宙飛行士だからこそのエピソードも飛び出た。

イーロン・マスクや大谷翔平など、世界的知名度を誇る有名人の名が並ぶなか、東野が目を付けたのは、ダウンタウン。理由を聞いてみると、自身の考える天才像について話し始めた。野口が考える天才とは、「それまでなかった景色を見せてくれる」ところで、そこが単にすごい人と天才の違いなのだという。

お笑いが大好きという野口は、ダウンタウンが天才である理由として、「お笑いはダウンタウン前と後に分かれる」と熱弁。それ以前はお笑いがただ消費されるものであったのに対し、ダウンタウンはお笑いの世界をブランド化し、評価し、評価されることがステータスになるという、ネタに芸術性という側面を持たせたという点で、「それまでなかった景色を見せてくれる」、まさに天才と説明。そして「“創造者”でもあり、“破壊者”でもある」と付け加えた。

以前から「次のダウンタウンを俺はずっと探してるんや!」と言っているらしい東野は、野口の言葉に共感。野口の宇宙飛行士でありながらバラエティーの世界にも目を向ける視野の広さを賞賛した。そんなお笑い好きの野口は、なんと宇宙ステーションに滞在中にM-1グランプリを観たといい、「最初に錦鯉さんのネタを観たのは宇宙ステーション」と話した。錦鯉のネタが、地球の外から観られていたというスケールのギャップに、大きな笑いが起こった。

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