エンゼルスのパトリック・サンドバル投手が24日(日本時間25日)、自身のSNSに新規投稿。「できるだけ早くマウンドに戻ることを楽しみにしています」とつづった。
この日、トミー・ジョン手術を受ける予定であることを明かしたサンドバル。精密検査の結果、左内側側副靱帯損傷の断裂が明らかになり、復帰まで最低でも1年を要することが米メディアで報じられていた。
サンドバルは「連絡をくれた人たちからの優しいメッセージとサポートに感謝しています。本当に大きな意味がある」と気遣ってくれた人たちへ感謝の思いを記し、「できるだけ早くマウンドに戻ることを楽しみにしています!」と前を向いた。
左腕は22日のドジャース戦に先発。三回、大谷翔平選手にフルカウントから投じたツーシームが内角高めに抜けた。直後、左手を激しく振りながら激痛に表情をゆがめて緊急降板していた。翌日には大谷と談笑し、かつての同僚が気遣う様子も見受けられていた。
サンドバルは昨年3月のWBC準決勝でメキシコ代表として先発マウンドに上がり、侍ジャパンを苦しめた。日本のファンにも馴染みが深い左腕は、困難な状況に直面しながらも前を向いていた。