ハンガリー首相の警護スタッフ、警護中に事故で死亡 「ユーロ2024」観戦の帰路

ハンガリーのオルバン首相の警護に当たっていた警察官が、ドイツのシュトゥットガルトで交通事故に遭い、死亡した/Guglielmo Mangiapane/Reuters

(CNN) ハンガリーのオルバン首相の警護に当たっていた警察官(61)が24日、ドイツのシュツットガルトで交通事故に遭い、死亡した。

オルバン氏はこの前日にサッカー欧州選手権(ユーロ2024)のハンガリー対スコットランド戦を観戦し、シュツットガルト空港へ向かう途中だった。

警察によると、オルバン氏にけがはなく、予定通り空港に到着した。

事故は24日の午前11時15分頃、BMWの運転手(69)が警護の進路上にある閉鎖された道に曲がろうとしたときに発生した。警官は衝突で重傷を負い、病院で死亡した。別の警官(27)も重傷で病院に搬送された。

運転手は通行止めに気付かず、警官のバイクに衝突したとみられる。バイクは衝撃で別の警官のバイクに向かって投げ飛ばされた。

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