在香港日本国総領事館が蘇州日本人学校関係者の刺傷被害事案に伴う注意喚起発出

日本国駐香港総領事館(資料)=本紙撮影

 在香港日本国総領事館(管轄地域:香港及びマカオ)は6月25日午前、現地在留邦人向けの一斉メール配信(領事メール)を通じて蘇州日本人学校関係者の刺傷被害事案に伴う注意喚起を行った。

 同館によれば、6月24日午後、下校送迎中の蘇州日本人学校のスクールバスが蘇州市内のバス停において、中国人とみられる男性に刃物のようなもので襲われ、日本人の母子が負傷する事案が発生したとのこと。容疑者はすでに当局によって身柄を確保されたが、本事案の背景は現在のところ不明という。最近、中国各地で人の集まる場所(公園・学校・地下鉄等)における刺傷事件が発生しており、当地の状況が中国各地の状況と必ずしも同様ではないものの、念のため、外出の際は周囲の状況にくれぐれも留意してほしいとした。

 その他の参考情報として、安全対策等については同館ホームページに掲載の「香港安全の手引き」及び「香港安全の手引き[別冊]~緊急事態への対応編~」を参照できることも併せて紹介している。

© 大航海時代新聞出版社有限公司