【東京駅スイーツ・お土産】片手でサクッと豪快にほおばって!ユーハイムから誕生したパイ専門店「ゆーパイむ」イートインOK!

2024年春、バウムクーヘンが有名な老舗洋菓子ブランド「ユーハイム」から、JR東京駅構内のエキナカ商業施設「グランスタ東京」改札内地下1階に、パイ専門の新ブランド「ゆーパイむ」が誕生しました。ユーハイムの定番商品であるミートパイをはじめ、本店だけの限定商品もそろっている、いま注目の東京駅の新スポットを紹介します。

2024年4月オープン・パイ専門店「ゆーパイむ」

100年以上もの歴史がある洋菓子ブランド「ユーハイム」が、2024年4月、JR東京駅構内のエキナカ商業施設「グランスタ東京」改札内地下1階に新ブランドのパイ専門店をオープンしました。

その名も「ゆーパイむ」! 「ユーハイム+パイ」という意味と、「You(あなた)・Pie(パイ)・Me(私)」と、人と人の繋がりをイメージさせる微笑ましいネーミングです。

「ユーハイム」の看板商品「神戸牛のミートパイ」をはじめ、店舗には工房も併設して焼きたてパイやお土産スイーツを販売しています。

食品添加物不使用で素材の力と職人さんの技術を活かした「純正な素材を使った、自然な味わいのお菓子(無添菓)」を作っている「ユーハイム」。「ゆーパイむ」も志は同じく、パイにはマーガリンではなく厳選したバターを使っています。

看板商品・3種の王道パイ

1番人気は「神戸牛のミートパイ」(税込454円)。「ユーハイム」神戸1号店が1923年に創業した時から販売している「ミートパイ」が原点で、2009年に神戸牛を使ってリニューアルされた定番商品です。

神戸の老舗・大井肉店の牛肉のミンチに刻み玉ねぎやゆで卵を合わせて432層のパイで包んでいます。バターが香るサクサクパイに神戸牛のジューシーなコクと旨みが広がります。

冷凍で「4個入りギフトBOX」(税込1,814円)もご用意。

スパイシーな香りが漂う「神戸牛のカレーパイ」(税込475円)。オリジナルカレーペーストと炒めた神戸牛の粗挽き肉をパイに詰めて焼き上げています。

創業当時から愛されている「紅玉りんごのアップルパイ」(税込410円)。じっくり煮詰めた国産の紅玉リンゴをゴロゴロと重ねて、国産バターを使ったパイ生地で包んでいます。

手のひらいっぱいの大きさで厚みがあるパイ。パイの網目から覗くリンゴが食欲をそそります!

とろとろに煮詰めたりんごの果肉は素材本来の酸味と甘みがパ~ッと広がって、さらにシナモンの香りとのバランスが抜群。真ん中には自家製ラムレーズンも忍ばせています。しかもリンゴの下には薄く「ユーハイムのバウムクーヘン」が敷かれています!

職人さんがサイズや膨らみ具合を確認しながら40分間かけて焼きあげているバウムクーヘン。サクッとしたパイと重なっていい働きをしています! カスタードクリームは入っていないので重すぎず、リンゴの凝縮した味わいを堪能できる逸品です。

テイクアウトもOK

テイクアウトのパイは箱に入れてもらえて見た目もオシャレ。旅先でもサクッと食べやすいバーガー袋仕様です。お店のパイたちは購入日中にお召し上がりください。

常温でもおいしいですが、500Wの電子レンジで20秒ほど温めて、トースターで2分ほど焼くと焼きたてのようなサクサク感を再現できます。アップルパイはあえて温めず、リンゴの甘酸っぱさがキュッと引き締まった冷たいバージョンも美味! バニラアイスを添えてもいいみたいです!

店舗限定・コッペパイ

店内の工房で仕上げる店舗限定「コッペパイ」。コッペパンのようにパイ生地の間に具材を挟んで、軽食にもなるサレ系(塩味)と果物やクリームをのせたデザート系があります。2024年6月に訪れたこの日は3種類が並んでいました。

ツナ・バジル風味のエビ・アボカドのマリネをのせた「エビアボカド」(税込540円)。緑とピンクというきれいな配色。

カスタード・生クリーム・3種のベリーを組み合わせた「ベリー」(税込540円)。ミルフィーユケーキのようで心がトキメキます!

北海道十勝産の粒あんとバターをのせた「あんバター」(税込486円)。こちらを実食!

白と黒のモノトーンも、パイ生地の層も、見とれてしまうほど美しい。

1番上のパイはそっとトップに添えてあるので、外してスプーンのように具材をのせていただけます。粒あんとバターがパイ生地と重なって、それぞれの風味が広がります! ホイップクリームの量が多いのもうれしい!

お上品にいただきたい優美なパイですが、パイ生地のパリパリパリッという豪快な音を楽しんでほしいので、ここは思い切りほおばってほしいところ!

店舗限定・Uパイ

店舗限定「Uパイ(ゆーぱい)」。幸運のシンボルである馬蹄型をしたチーズ風味のスティックパイです。実物は全長約40~50cmという超ロングサイズで、その見た目に圧倒されました!

(左)スイートチョコレートにアーモンドをまぶした「チョコレート」(税込594円)と、(右)苺チョコにピスタチオとドライ苺を半分ずつトッピングした「ストロベリー」(税込594円)。今後は、パルメザンチーズをまぶした「チーズ」(税込540円)も登場予定とのこと。

細長くて緻密に層を重ねたパイで、チョコと苺チョコがチーズ風味とベストマッチ。一口ごとにサクサクと楽しませてくれて、お酒にも合いそうです!

イートインはセットメニューあり

店内奥にはイートインのカウンター席とスタンド席もあります。

イートイン・セットメニューは「商品+1ドリンク」が3タイプ(全税込880円)あります。

Aセット「神戸牛のミートパイ(マスタード添え)」、Bセット「アップルパイ(生クリーム添え)」、Cセット「Uパイ」。パイはお店で温め直してトッピング付きという特別セット。

セットの飲み物は「コーヒー(ホット・アイス)」「オレンジジュース」から選べ、単品もOKです(全税込495円)。

私はBセット「アップルパイ」に、キリっと苦味が効いたアイスコーヒーを合わせました。パイはほわっと温かく、旅の疲れを癒してくれるデザートに変身!

甘酸っぱいリンゴに生クリームのミルキーな甘みが浸透してゆくという夢の共演!

ちなみに、1ドリンクオーダーでコッペパイもイートインOKです。

お土産にひとくちチョコパイ

手土産にもぴったりな「ひとくちチョコパイ」(税込972円)。「スウィートチョコ・ミルクチョコ・ストロベリーチョコ・抹茶小豆」の4種のチョコレートを閉じ込めた、ミニサイズのポップなパイです(賞味期限は製造日から約2週間)。

混雑時間について

混雑時間帯は、やはり人々が移動する週末(金曜土曜の夕方~日曜の夕方まで)がピーク。一方で「月曜の午前中・雨の日」はわりと落ち着いているみたいです。

お店の人気は「神戸牛のミートパイ」「紅玉りんごのアップルパイ」「Uパイ(チョコレート)」の順で、男女も年齢層も大差なくお客さんが訪れている、とのこと。東京駅のお土産やおやつの休憩がてらに立ち寄って、焼きたてパイの音を響かせて旅の疲れを癒してほしいものです!

ゆーパイむ グランスタ東京店

住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内地下1階(グランスタ東京 スクエア ゼロエリア)

営業時間:平日・土曜8:00~22:00、日曜祝日8:00~21:00

TEL:03-6275-6068

定休日:施設に準ずる

交通:「JR東京駅」(改札内)丸の内中央口改札から徒歩約2分

公式サイト:https://www.juchheim.co.jp/

JR東日本東京駅(グランスタ東京):https://www.gransta.jp/mall/gransta_tokyo/upiem/

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