【MLB】「誰もが納得の受賞」“週間MVP”の大谷翔平、リーグ単独トップの9本塁打で月間MVPも視野

ドジャース大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、日本選手最多となる通算9度目の週間MVPに選出された。

デーブ・ロバーツ監督も、週間MVPの受賞について「彼の純粋な才能だ。彼が別のレベルにいることを示している」と、称賛の声を惜しまなかった。

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■「6月男」が月間MVPも視界

大谷は前週の6試合で24打数11安打で打率.458、本塁打4本、打点11、二塁打3、四球6、得点8、盗塁1、長打率1.083、OPS1.650、出塁率.567を記録。直近では、キャリア通算8度目となる3試合連続本塁打を放った。

大谷はこれまでエンゼルス在籍時に7度、ドジャース移籍後は5月6日(同7日)に1度週間MVPを受賞しており、今回の受賞は日本選手最多、ア・ナ両リーグでの複数回受賞は日本人初となる。

この受賞に国内外のファンが各所で反応。「もう彼にMVPを与えて」「驚異的な数字」「だれもが納得の受賞でSHO」「やっぱ大谷さんは6月の男やなぁ」「このまま月間MVPも行ったれ!」などお祝いと応援の声が上がっている。

ロバーツ監督も、24日(同25日)の試合前インタビューで、大谷の9度目の週間MVPについて「彼の純粋な才能だ。彼が別のレベルにいることを示している。打席での積み重ねが彼を新しいレベルに引き上げていると、私はそう信じている」と語っている。

「6月男(ジューン・タニ)」の異名を持つ大谷は23日時点で、6月にリーグ単独トップの9本塁打、リーグ2位の19打点で、打率.321をマーク。自身5度目となる月間MVPの可能性も視野に入るが、残りの5試合でどこまで積み上げることができるか。6月男の活躍から目が離せない。

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