俳優タマヨ・ペリーさん、サメに襲われ死亡 「パイレーツ・オブ・カリビアン」出演

ライフガードやプロサーファーとしても知られたタマヨ・ペリーさん/Igor Meijer/DPPI Media/Alamy Stock Photo

(CNN) 映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどに出演した俳優のタマヨ・ペリーさんが23日、ハワイ・オアフ島のノースショアで死亡した。49歳だった。ペリーさんはライフガード兼サーフインストラクターとしても活躍しており、同地でサメに襲われたと思われる。

ホノルル救急医療当局によると、現地時間の23日午後1時ごろ、サーファーがサメに襲われたとの通報があり、救急隊が出動。ジェットスキーでペリーさんを海岸に運んだが、その場で死亡が確認された。

ペリーさんが所属したホノルル・オーシャン・セーフティーによると、ペリーさんは誰からも愛されるライフガードで、世界的に有名なプロサーファーだった。

俳優としてテレビや映画でも活躍し、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」「ブルークラッシュ」などの映画や、テレビドラマ「LOST」「HAWAII FIVE-0」に出演した。

国内外の広告出演も多く、自身について「演技していない時も自分はかなり個性的なので、楽しみが山ほどある」と語っていた。

米フロリダ大学の集計によると、2023年に人がサメにかまれた件数は世界で120件。うち36件は米国、8件はハワイで発生し、1人が死亡していた。

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