昨夜、松前町でベトナム人の男性が背中を刺されケガをした事件で、警察は同じベトナム人で同僚の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
きのう夜7時半頃、松前町筒井で通行人から「外国人がナイフで背中を刺された」と消防に通報がありました。
警察によると、ベトナム国籍で技能実習生の30代の男性が背中から血を流していたということです。
男性は松山市内の病院に搬送されましたが、意識はあり命に別条はありません。
警察は男性と同じ社員寮で暮らす複数の同僚から任意で話を聞いていましたが、けさ、そのうちの1人でベトナム人の会社員タ・スアン・チュオン容疑者(22歳)を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
チュオン容疑者は社員寮で男性を包丁で刺したことは認めているものの、「故意にやったことではない」と容疑を否認しているということです。
警察は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて捜査を進めています。