沖縄電力 再生可能エネルギー実証実験

沖縄電力は再生可能エネルギーの主力化に向け「地域マイクログリッド」の実証実験を進めています。

沖縄電力が宮古島市の来間島で取り組む地域マイクログリッドは、太陽光発電と大型の蓄電池を使い電力供給を行うシステムです。

住宅の屋根に整備された太陽光パネルと大型蓄電池で効率的に電力を供給し、災害時には宮古島の電力ネットワークから切り離し、蓄電池を主電源に島内の電力をまかないます。

今年4月に宮古島市で大規模な停電が発生した際には、来間島のおよそ100戸に送電し、いち早い復旧を実現させました。

沖縄電力カーボンニュートラル推進本部研究開発部島袋善和さん
「地元の再エネをうまく活用して自給自立運転できるところを目的に進めています」

沖縄電力は2026年度まで実証実験を行い小規模離島などへの展開を検討する方針です。

© 沖縄テレビ