藤井聡太竜王への挑戦者を決める決勝トーナメント開幕!5組覇者の渡辺和史七段VS現役最年少・藤本渚五段 ともに初出場の本戦で躍進なるか!?/将棋・竜王戦

将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、21)への挑戦者を決める第37期竜王戦決勝トーナメントが6月25日に開幕。5組優勝の渡辺和史七段(29)と6組覇者で現役最年少棋士の藤本渚五段(18)が現在対局中だ。振り駒の結果、先手は渡辺七段に。戦型は「雁木」の出だしとなった。

【中継】渡辺七段VS藤本五段 注目の一戦(生中継中)

渡辺七段は、2019年10月に四段昇段。竜王戦5組、順位戦B級2組。2021年度は20連勝、翌2022年には18連勝をマークし、将棋大賞「連勝賞」を2年連続受賞した。着実に勝ち星を集め、今期の竜王戦5組ランキング戦で優勝。竜王戦竜王ランキング戦連続2回昇級の規定を満たし今年5月に七段へ昇段した。初出場の決勝トーナメントではどのような戦いぶりを見せるか。

藤本五段は、2022年10月に四段昇段。2023年には若手棋戦の加古川青流戦で初優勝を飾るなど、各棋戦で活躍。将棋大賞の新人賞、最多勝利賞をダブル受賞したほか、51勝9敗で勝率0.850と歴代4位となる好成績を残した。竜王戦は2期目の参戦で、早くも6組を初制覇。18歳の現役最年少棋士が強豪が名を連ねる“竜王戦クエスト”で躍進することができるか、注目だ。

両者は本局が初手合い。振り駒の結果、先手は渡辺七段に決まった。注目の戦型は、後手の藤本五段得意の「雁木」の出だしに。今後の本格的な戦いでどのような駆け引きが繰り広げられるのか。本戦は上位組からの進出者の方が対局数が少ない“変則トーナメント”制で、勝者は次戦で4組優勝者の高野智史六段(30)との対戦となる。

持ち時間は各5時間。

【昼食の注文】

渡辺和史七段 タイ風チキンと冬瓜のレモンココナッツカレー
藤本渚五段 肉南ばんうどん

【昼食休憩時の残り持ち時間】

渡辺和史七段 4時間8分(消費52分)
藤本渚五段 4時間6分(消費54分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

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