若い人でも注意が必要!怖い病気に繋がる動脈硬化を知り予防方法を学ぶイベントに舞の海さん&岡田結実さんが登場

日本人の死亡原因の2割以上を占める心疾患や脳血管疾患をはじめ、生命に影響を及ぼす重篤な疾患を引き起こすことがあり、放っておくと怖い動脈硬化。

自覚症状がないことがほとんどで、中高年はもちろん、若い人でも注意が必要なことがわかっているそうですが、一方で予防することが可能でもあるとのこと。

そんな動脈硬化のリスクについて正しく学び、自分自身の血管年齢を知ることの重要性を伝えるため、フクダ電子株式会社は、父の日記念イベント「血管年齢を知り動脈硬化を防ぐ」を6月11日に開催しました。

当日は30名程度の一般参加者に加え、循環器領域の第一人者、佐賀大学 医学部内科学講座 主任教授/循環器内科 主任教授 野出孝一先生を講師に、父親世代代表としてタレントの舞の海 秀平さん、子ども世代代表として俳優の岡田 結実さんをゲストに迎えたパネルディスカッションが開かれました。

・早い予防が命を救う!20〜30代でも起こることがある動脈硬化

第一部として、まず野出先生より、動脈硬化についての解説が行われました。

動脈硬化は、血管の壁が硬くなった状態。また硬くなった血管の内側に悪玉コレステロールがたまりコブ(プラーク)ができ、そのコブが破れることによって血栓ができ、血流が遮断してしまうことを指すそう。

それにより、心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な合併症がなんの前兆もなく突然起きてしまうことがなによりも怖いとか。

動脈硬化が起きる原因としては、高血圧・高脂血症・喫煙・肥満・ストレスなどがあり、これらを意識し改善していくことが重要だそう。

具体的には血圧を上げてしまう塩分を控えた食事、塩分やコレステロールの吸収を抑えられるカリウムや食物繊維の多い食品を摂る、毎日30分程度歩くなどの運動を取り入れると良いそうです。

動脈硬化は細かい血管にも起こり、また年齢に応じて起こってくることが多いそうですが、最近ではコレステロールの高い欧米化した食事が多いこともあり、若い世代でもその危険性が高くなっているとか。若い人の動脈硬化には遺伝や体質も絡んでくるそうで、対策は早ければ早いほど良いそう。

また、圧倒的に男性の方が動脈硬化リスクが高いといい、父親世代は特に注意が必要と言えます。

・簡単にできる動脈硬化検査を舞の海さんが実演!

第二部は、舞の海さん、岡田結実さんがゲストとして登壇し、動脈硬化について様々な角度から理解を深めるパネルディスカッションが開かれました。

動脈硬化が進んでいるかどうかは簡単な検査で診断可能ということで、どのような流れで検査が行われるのかを舞の海さんがデモンストレーション。

今回行ったのは血圧脈波検査という血の流れの速さを測る検査。ベッドに仰向けに寝て、両腕・両足首にカフ、胸元に心音マイクをつけ、血圧と脈波を測定します。

時間は5分程度で終わり、痛みなどもないため、手軽に全身の血管の状態を知ることができるとか。若い人も検査した方が良いそうです。

舞の海さんは1年半前にも同じ検査を行ったそうで、その時の検査結果とほぼ変わらなかったとのこと。

「前回の検査時よりも体重が減ったり、血圧も下がったので、それが良い結果に繋がってよかった!」と舞の海さん。

岡田さんは、

「検査が怖い!と思っているお父さん世代も多いと思うので、怖くないよ!っていうことを父にも伝えたいです!」と検査の手軽さに驚きの様子でした。

・生活習慣の見直しにも最適!動脈硬化の危険度チェック

さらに舞の海さんと、動脈硬化の危険度チェックも行われました。チェックしたいのは下記11個の項目。

□血圧が高め

□たばこを吸う

□太り気味

□最近寝不足である

□魚より肉をよく食べる

□アルコールを週に3日以上飲む

□運動不足と感じている

□普段座ってする仕事が多い

□ストレスを感じることが多い

□濃い味付けを好んで食べる

□いつもおなかいっぱい食べる

この中で当てはまるものを一つずつ減らしていくことが大事だと野出先生。

舞の海さんはこのチェックを以前も行ったことがあるそうで、その時よりも当てはまるものが減っているという結果に。

「食事を摂る時は、最初に野菜やきのこ類を食べ、その後に魚か肉を食べたり、ご飯は小さいお茶碗に一杯にするなど、腹八分目で抑えるようにしています。また、特に昼食後20〜30分くらい歩くようにしています。」と日々の努力を語る舞の海さんに、野出先生と岡田さんが感動している姿が印象的でした。

そんな舞の海さんに、岡田さんから“愛娘弁当”のプレゼントをする場面も。

野菜や食物繊維をふんだんに使ったお弁当で、出汁を使って減塩したところがポイントだそう。

イベントの最後には、

「家族で楽しんで生活習慣を考え、動脈硬化に関心を持って欲しい。」と野出先生。

また、舞の海さんは、

「年をとっても動き回れるように検査をし、安心して健康への意識を高めてもらえたらいいですね。」とコメント。

岡田さんはイベントを通して学んだこととして、

「検査で早期発見することも大事ですし、何よりも動脈硬化は予防できるっていうことが大切なメッセージなのではないかと思いました。」と語られていました。

中高年だけではなく、若い世代も含め、家族みんなで対策するべき動脈硬化。日々の生活習慣を今一度見直し、適切な検査や予防法を試すなど、大切な人と自分の健康を守る行動をぜひ意識してみてください。

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