奈緒主演で鳥飼茜の同名漫画を実写化する映画『先生の白い嘘』より、初公開映像も含まれた、yamaの主題歌「独白」のスペシャルコラボPVが公開された。
本作は、ひとりの女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出すヒューマンドラマ。奈緒が主人公の高校教師・原美鈴を演じ、美鈴が担任するクラスの男子生徒・新妻祐希役を猪狩蒼弥（HiHi Jets）、美鈴の親友・渕野美奈子役を三吉彩花、美奈子の婚約者でサディスティックな面を持つ早藤雅巳役を風間俊介が務める。
今回公開されたのは、yamaが本作のために作詞を手掛けた主題歌「独白」にあわせて、それぞれの登場人物の内面に迫る映像。ピアノの柔らかな前奏にのって、美鈴（奈緒）の「私は先生。女も男も関係ない。そんな日常だけで良かったのに」という切実な想いが込められたセリフから始まる。そして、美鈴と新妻（猪狩）の日常や、雨の中で早藤（風間）が美鈴の頬をなでる場面など、意味深なシーンが続いていく。俳優陣の熱演と、yamaの優しくも力強い歌声や歌詞が重なり合い、登場人物たちの心情が鮮烈につづられた映像となっている。
最後は、「誰かに何もかもぶつけられたら」という美鈴のモノローグと、「傷つかないために、嘘をつく。」という、物語の展開が気になる言葉で締めくくられている。『先生の白い嘘』は7月5日より全国の劇場と3面ライブスクリーンにてロードショー。（清水一）
