相次ぐ教職員の不祥事ゼロにするには  県教育長「教職員向け研修 新たな対応必要」6月県議会一般質問

6月県議会の一般質問で25日、武田教育長は、教職員の不祥事を防ぐ目的の研修について「一方的な説明にとどまっている」と指摘されたとし、新たな対応をしていく必要があるとの考えを示しました。

25日から始まった6月県議会の一般質問。自民党県議団の西沢正隆議員は、今年度すでに4件に上っている教職員の不祥事について、なぜ不祥事がゼロにならないのか、ただしました。

義務教育の教員経験者として初めて就任した武田教育長は心理学の専門家から研修が一方的な説明にとどまっているなどと指摘を受けているとして、新たな対応をしていく必要があるとの考えを示しました。

また、西沢議員は、7月18日に匿名で県教委に封書が届いたことで発覚した、県立高校の生徒の名前や住所、テストの結果などが入ったUSBメモリ―の紛失について、早期の回収と再発防止を求めました。

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