地域住民が災害廃棄物の臨時集積所設置可能に(福島)

いわき市は、災害が起きた際、事前に決めた臨時集積所に災害廃棄物を運び込むことが出来る、全国で初めての取り組みを始めると発表しました。

いわき市は、2023年9月の豪雨による災害で、発生から3日後に災害廃棄物の仮置き場を設けましたが、それまでの間、仮置き場ではない私有地などに災害廃棄物が運び込まれました。

この事態を受け市は、地域の住民が前もって設定した臨時集積所に、災害廃棄物を運び込むことが出来る、全国で初めての取り組みを始めると発表しました。

市は今後、住民向けの説明会を開く予定で、秋の台風シーズンまでに運用を始めたいとしています。

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