のと里山海道全線で対面通行へ 7/17(水)12時から 金沢への時間短縮

能登半島地震で被災した金沢と奥能登を結ぶ「のと里山海道」と「能越自動車道」が全線で対面通行となります。

「のと里山海道」「能越自動車道」は、地震による路面崩落などの復旧作業が進められていますが、現在は一部区間を除き、奥能登方面へ向かう一方通行となっています。

国土交通省の能登復興事務所などによると、7月17日(水)12時から、穴水町の能登大橋付近を除く全区間で対面通行となることがわかりました。能登大橋付近は当面は片側交互通行となりますが、9月末までには対面通行を確保する予定です。

これまで奥能登から金沢へは一般道での移動となり、通常より多くの時間を要していましたが、今後、自動車専用道の通行が可能となり、大幅な時間の短縮が見込まれます。

国土交通省では、対面通行となっても土砂崩落個所などを迂回するために、道路の形や勾配が部分的に悪い箇所も残っているため、通行にあたっては十分注意するよう呼び掛けています。

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