あす26日昼すぎから再び激しい雨のおそれ 梅雨前線が停滞 薩摩、大隅地方 鹿児島

停滞する梅雨前線の影響で、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では25日明け方、大雨となったところがありました。あす26日も激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害などに注意が必要です。

気象台によりますと、梅雨前線が27日にかけて九州南部に停滞する見込みで、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では大気の状態が非常に不安定になっています。

25日明け方には、鹿児島市で61ミリ、鹿屋市で57ミリの非常に激しい雨を観測しました。

今月20日の降り始めから25日正午までの総雨量は、▼鹿屋市吉ケ別府で561.5ミリ、▼指宿市で501.5ミリなど、平年6月ひと月分の雨量の8割に達している地点もあります。

【あす昼すぎから再び大雨のおそれ】

薩摩、大隅地方では、26日昼すぎから26日夕方にかけて、雷を伴った1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。

26日昼までの24時間に予想される雨量は、薩摩、大隅地方ともに100ミリ、その後の24時間でさらに、薩摩地方で150ミリ、大隅地方で120ミリの雨が予想されています。

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。



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