人気ストリーマー「Dr.Disrespect」が開設したゲーム開発スタジオ、同氏の未成年淫行疑惑を受けて関係を解消。独自でのゲーム開発へ

人気ストリーマー「Dr.Disrespect」が開設したゲーム開発スタジオ、同氏の未成年淫行疑惑を受けて関係を解消。独自でのゲーム開発へ

「Dr.Disrespect」として知られる人気ストリーマーGuy Beahm氏が共同設立したゲーム開発スタジオ「Midnight Society」は、Guy Beahm氏との関係を断ったことを同スタジオの公式Xアカウントで発表しました。

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Guy Beahm氏の未成年者との淫行疑惑が関係断絶の原因か

Midnight Societyは、2021年にGuy Beahm氏と共同設立したゲーム開発スタジオです。同スタジオではPvPvEタイプの基本プレイ無料シューター『Deadrop』をコンソールとPCに展開すべく開発中でした。

今回の騒動の原因は、2020年6月26日にBeahm氏がTwitchから永久BANを受けた原因をTwitchの元戦略パートナーシップ担当アカウントディレクターであるCody Conners氏がX上で明かしたことです。Cody氏は「Beahm氏はTwitchのウィスパー製品で未成年者との淫行を試みていたためBANされた。彼は彼女とTwitchConで会うつもりだった」とポストしています。また、Beahm氏は2020年のTwitch永久BAN以前にも度々BAN処理を受けているなど、「お騒がせ配信者」としての一面もあります。

一方、Beahm氏はこの疑惑について「私は何も悪いことはしていないし、この件はすべて調査され、解決済みで、違法なことは何も見つからず、不正行為も見つからなかった」と主張しています。

この騒動を受けて、Midnight Societyの公式Xアカウントは「金曜日の夕方に告発を知りました。私たちは彼の無実を前提とし、関係者と話し合いを始めました。そして、スタジオおよび個人としての私たちの原則と基準を維持するために、行動する必要がありました。」とし、その結論として以下のように述べました。

私たちはGuy Beahmとの関係を直ちに解消します。これらの事実は聞くのも辛いし、受け入れるのもさらに辛いですが、関係するすべての人々、特に私たちが雇用した55人の開発者とその家族、そしてプレイヤーのコミュニティのために、尊厳を持って行動することが私たちの義務です。

かくしてBeahm氏との関係を断ち、独自に『Deadrop』を開発することになったのですが、このゲームの開発に至るまではBeahm氏の影響力が大きく、Midnight SocietyのXのポストにはこの決定を理由に同ゲームを購入しないと脅すDr.Disrespectファンと思われる人々のコメントで溢れている……と米Kotakuは報じています。

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