旭川女子中学生凍死 “黒塗りなし”報告書がネット上に流出

北海道旭川市で2021年、いじめにあっていた中学2年生の廣瀬爽彩さんが凍死した問題で、第三者委員会がまとめた最終報告書とみられる文書が黒塗りされていない状態でインターネット上に流出していることがわかりました。

旭川市の中学校に通っていた廣瀬爽彩さんは2021年3月、公園で凍死した状態で発見されました。市教委の第三者委員会は2022年、廣瀬さんへのいじめと自殺の因果関係は「不明」と結論付ける最終報告書を公表しましたが、プライバシーにかかわる部分など一部が黒塗りされた状態でした。

サイトの運営者は公開の目的について25日、声明を出し、「爽彩さんが、何に悲しみ、苦しんでいたのかを、社会に正しく理解して貰うため」などとしています。市教委は、公開された文書を調査したうえ、対応を検討するとしています。

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