リメイク版『吸血鬼ノスフェラトゥ』予告編が初公開!ウィレム・デフォー&本物のネズミ2,000匹が共演

画像はYouTube『ノスフェラトゥ(原題)』海外版予告編のスクリーンショット

映画『ライトハウス』『ノースマン 導かれし復讐者』などのロバート・エガース監督が、傑作ホラー『吸血鬼ノスフェラトゥ』をリメイクした映画『ノスフェラトゥ(原題) / Nosferatu』の予告編(海外版)が現地時間25日、映画会社フォーカス・フィーチャーズの公式YouTubeチャンネルで初公開された。

吸血鬼映画の原点とも言える『吸血鬼ノスフェラトゥ』は、1922年に公開されたドイツのサイレント映画。1978年には、巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク監督によってリメイクされている。エガース監督はかねてより同作のリメイク企画を望んでおり、自ら監督・脚本を兼任してゴシック・ホラーとして現代に蘇らせた。タイトルにもなった吸血鬼を演じるのは、ホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』シリーズで殺人ピエロ・ペニーワイズを演じたビル・スカルスガルドだ。

エガース監督の新作には、スカルスガルドをはじめとする豪華キャストが集結。『ライトハウス』『ノースマン』に続いて監督とタッグを組んだウィレム・デフォージョニー・デップの娘であるリリー=ローズ・デップ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のニコラス・ホルト、『デッドプール&ウルヴァリン』のエマ・コリン、『ブレット・トレイン』のアーロン・テイラー=ジョンソンが共演に名を連ねている。

予告編では、19世紀のドイツに忍び寄るヴァンパイアの恐怖の一端が映し出される。呪われた若い女性のおぞましい叫び声や、生きたネズミを食いちぎる老人など衝撃シーンが連続し、ラストにはビルふんするヴァンパイアの後ろ姿が登場する。

ちなみに、ヴァンパイアハンター役を務めるデフォーは、本作で本物のネズミ2,000匹との共演を果たしており、予告編でもわずかに該当シーンが収録されている。デフォーとネズミたちの共演シーンについて、エガース監督は「チャレンジではあったが、楽しかったよ」と Entertainment Weekly で振り返っている。12月25日全米公開。(編集部・倉本拓弥)

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