認知症女性に別のアパートも契約させ現金詐取か 男4人再逮捕

認知症の80代の女性にアパートの共同所有権を高値で契約させたとして、男4人が逮捕された詐欺事件で、警視庁は、4人がこの女性に別のアパートも契約させ、現金をだまし取ったとして再逮捕しました。

警視庁によりますと、山崎和馬容疑者と今井祐太容疑者ら4人は、去年6月、80代の認知症の女性にアパートの一室の共同所有権を仕入れ価格の10倍以上の金額で契約させ、現金3400万円をだまし取った疑いがもたれています。

4人は、この女性に別のアパートを契約させたとしてすでに逮捕されていますが、関係先から80歳以上の高齢者、少なくとも9万人分の電話番号などが記載された名簿が押収されたということです。

警視庁は、4人が同様の手口でおよそ1億3000万円をだまし取っていたとみて調べています。

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